指導歴23年のベテラン塾講師が教える失敗しない中学受験 vol.16
公立中高一貫校受検のすすめ ①
こんにちは。のび太です。
前回まで15回にわたりお伝えして
きた中学受験で”失敗しないコツ”
は次のとおりです。
vol.1 子ども自身をよく見よう
vol.2 学校をよく見てお子さまに合った中学を選ぶこと
vol.3 受験の方針をよく考え適切な目標を決めること
vol.4 お子さまに合った塾を選ぶこと
vol.5 塾での勉強の進捗を常に把握し管理すること
vol.6 親は塾の勉強の中身にはかかわらないこと
vol.7 勉強する際には必要なものをきちんと揃え、不要なものは目の前に置かないこと
vol.8 規則正しい生活をすること
vol.9 良い生活習慣を身につけること
vol.10 いろいろな学習体験をさせること
vol.11 学力の伸びには限界があることを知ること
vol.12 お子さまに合った受験プランを選ぶこと
vol.13 私立中学の種類を知っておくこと
vol.14 国立中学の種類を知っておくこと
vol.15 公立中高一貫校の種類を知っておくこと
以上が3種ある中学受験のうち
どれを選んでも必要になる”失敗
しないコツ”になります。
各項目の具体的な中身は、vol.1
~vol.15 それぞれの記事をご覧
下さい。
さて、上位私立中や国立中受験
を目指す場合、難易度や倍率は
当然高くなります。
膨大な知識を吸収したり、教科
書の深い理解が可能なお子さまは
そこを目指すのも良いでしょう。
膨大な種々の知識を覚えること
も必要ではありますが、小4~
小6の時期にそれが可能なお子さま
は 限られます。
インターネットの普及で知識 は
検索すればすぐに見つけること
ができる時代でもあります。
これからの世の中で必要なのは
物事を論理的に考える力 と
適切な文章表現力 でしょう。
それを求めているのが公立中高
一貫校の適性検査なのです。
受検のための経済的な負担も
私立・国立中受験より少なく
て済みます。
膨大な知識を詰め込まなくて
も良いので、受検するお子さ
まの負担も大きくありません。
かつて僕が担当した受検生は
小6の7月から勉強を始め半年程で
桜修館や立川国際に合格した
生徒も複数おります。
また、都内に188校ある私立中のうち
約80校 は適性検査型入試で
受検することが可能です。
さらに特待で合格すると授業料無料
で通学可能な私立中もあるのです。
こう考えると、中学受験は公立中
高一貫校を目標にするのも
悪くはないのではないでしょうか。
次回は公立中高一貫校の適性検査
(試験科目)の中身について少し
詳しくお話します。
最後までお読み頂きありがとう
ございました。
今日一日があなたにとって素敵
な一日となりますように。